広げれば眩く光る羽根、
手には二挺の拳銃。
『天使ノ二挺拳銃』(Nitro+) 先に言っておくと、『デモンベイン』みたいな楽しい作品を期待してるなら、お勧めできません。 玄人向け…というのは変だけど、シナリオが万人受けするようなモノでは無かったので。(決して悪い訳ではない) あとは良い点も多いんですが、人によっては受け付けない部分、あるいはぶっちゃけ駄目な部分があったので。 100点満点ではありません。78点くらい? ではまず良い点から。 とりあえず『声』 文句無し。キャラと声との違和感も無し。 そもそも公式のキャラ紹介でさえ、 女性4:男性5+オカマ1 男のが多い(´Д`) あいかわらず男臭むんむんのエロゲー 『効果音』 も同様に凝ってる 作品名が示す通り、沢山の『拳銃』が登場するのですが、その手に持つ拳銃が違えば 発砲したときの効果音も全部違う。『ファントム』の時から銃器に関しては全部そうだったけど相変わらず凄いデス 次、『BGM』 BGM20曲+ヴォーカル曲が4曲 計24曲 やはりZIZZの音楽デス どれも場を盛り上げてくれるな。曲のレベルもそれなりに高ければ、その使い方も巧い EDでのヴォーカル曲はかなり上々 要するにサウンド関係は全てブラボー 120点 ねくすと シナリオですが オレ、こういうシナリオ大好きなんですよ。 つまり。かなり人を選びます(マテ 前作「沙耶の唄」、あるいは『鬼哭街』なり他のニトロゲーをプレイした人なら分かると 思いますが、幸せ、感動、といった安い言葉で締めくくられるなどと思うな (感動しないとかではないし、不幸せな結末とかではないですよ。) シナリオに付いてちょっとでも語ると即ネタバレなゲームなんで(笑)、言及は控えますが 間違いなく賛否両論あるシナリオだと思います。 ここまでは及第点 さいごに問題点 結論から言っちゃうと新システム微妙 やはり悪い…って程では無いんだけど、使いこなしきれて無い。という言葉が適切かなぁ ぶっちゃけこのゲームにはさして必要性無かった(爆 具体的には表示される文章が、キャラを追ったり台詞枠がいったりきたり。 漫画みたいにキャラの近くにセリフが出てきたりする、わりと面白い機能だと思います。 ただテキストがそれに合ってない。無駄が多いというか。 例えるなら小説を原作とした漫画があるとしましょう。 その場合、情景描写、または動作などの動きは絵で分かるから極力カットして 文章はキャラクターのセリフが中心になるでしょう。 でも今回のソレは原作の言葉を全部もってきちゃったから「ナレーションだらけの漫画」になってしまった。 そんな感じ。 小説なら全く問題無いんだけど、動きのある映像と合わせて読むんだから文章もそれに合わせる必要があったかと あとはCG観賞やロードの読み込み時間等。 もうすこし がんばりましょう 結論:システムに若干の不安はあるものの、ゲームの内容は大満足 ただしシナリオは良くも悪くもいつものニトロ オレは蝶満足。 でもヒトによって「はぁ?」 あ、言い忘れ ニトロゲーなんで、「エロ」ゲーとしては全く使えません エロをお求めなら「ゆりね」でもやろう(ぉ |
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